いつでも いまも
お気軽に
投稿/お問い合わせ は 上記の□=メッセージよりお寄せください。
または メール:i2sole@ybb.ne.jp
079-552-3147 (担当:石田宇則)
命の一句
海底を徒(かち)ゆく跣足(はだし) 震洋忌 土肥幸弘(玄鳥顧問)
日清、日露、支那事変…と侵略をエスカレート、帝国主義戦争を勝ち誇ってきた太平洋戦争激戦のさ中、米軍では、航空機監視レーダーや新鋭の近接信管を開発、配備した。
一方、1944年には日本の「絶対防衛圏」戦略は、機密も暗号も、米英に筒抜け。特攻機はことごとく米軍に探知され、よい鴨となった。わずか二日でこの戦略は破綻。制空権を完全に失った。
大日本帝国の窮余の策は、ベニヤ板製のモーターボートの「震洋特攻隊」作戦。
ところが、出撃命令は出たものの、その輸送船が、制空権を確保した米軍の絶好の餌食-大鴨に…。
撃たれるがまま鯨のごとく海底へ…。
そして、時には徒歩き、また時には波を枕の永遠の旅路へ…
鯨の中の畳の部屋の灯が点る
土肥氏句碑
#♭・ 自然・風物・人間を詠む ・ #♭
北の風(核の雨) とっとと逃げるか 十万年
(※ 放射能半減期 )
≪平和のまほろば≫へ
体験、手紙、遺品、写真、メッセージ、リクエストなどをお寄せください。
募集要項
敗戦から70年・・・日本は、戦争を放棄した憲法九条のもと、PKOや後方支援をしましたが、直接の戦闘には参加せず、外国軍を一人も殺さず、殺されず、平和は空気のように当たり前でした。
しかし最近、その「平和」は、「抑止力」合戦による軍事同盟の強化、ミサイルと核支配よる世界的戦略の中にあります。近隣にも、海洋・島の領有をめぐる戦闘機や戦艦の配備・基地の強化・新設、領空・領海の侵犯合戦、国産ステルス戦闘機完成、憲法の解釈改憲など、戦争の危機と紙一重の情勢です。
戦没者の遺族は、平和を願い続けてきましたが、次世代への戦争体験の継承は、体験者の高齢化とともに年々難しくなっています。
1. そこで今年も八月~十月は・・・
心をこめて追体験⇒誠の追悼⇒継承を
戦争中や戦後の体験を、親子で力を合わせ、ていねいに取材したいとおもいます。
衣食住の遺品、写真、日記、はがき、寄せ書き、千人針…は苦闘の事実をいっぱい語ってくれます。
それらがない方は、戦地の地図を手にとって語り合い、また、平和パネル展<7月末~8月上旬=市役所ロビー>や篠山市中央図書館の展示 <9月中旬>等の写真・報告・資料等を手がかりに、心をこめて追体験したいのです。
生き地獄・戦争の苦闘は、とても筆舌に尽くせませんが、親子で力を合わせて記録・保存・継承しましょう。
いのちと平和が何よりも大切にされる篠山⇒日本⇒世界平和の礎になりますように・・・
2. 体験や想いを簡潔に表現・・・
一行でもよい。だいじな一場面を切り取って… <詩、5・7・5…の短歌・俳句・川柳・連歌・など>に!
「苦しい」「悲しい」・・・といった形容詞だけに止まらず、
「何が」 「だれが」「いつ」「どこで」「何を」 「どのように」・・・情景が目に浮かぶように
--- 戦死者と遺族のつぶやきを、お一人五句(首)綴れば、万葉集になります。